6月2日に行われた埼玉県高校図書館フェスティバルには、95名の方にご来場いただきました。また、当日、ネットで中継された映像は、同時に最大30名、トータルで84名の方に視聴していただきました。
この取り組みを多くの方に興味を持っていただくことができ、たいへん感謝しています。
参加者のみなさまは、学校図書館関係者だけでなく、高校生、大学生、そして、新聞報道をみて来てくださった一般の方もいらっしゃいました。また、県内の高校司書が22名、自発的に運営協力してくれたことも、私たち実行委員の励みになりました。
当日は、2本の活動報告がありました。「ともに創る図書館活動」という大きなテーマのもと、「司書の使い方~『現代社会新聞』をつくる授業」という飯能高校、安道敏美教諭の報告、もう一つが秩父高校OB原康浩さんの「秩父読書会で得たもの」という報告でした。現場の学校司書がどんな学校図書館づくりをしているかということだけでなく、利用者である立場の方たちと共同で学校図書館を創るという素晴らしい報告でした。
休憩後には、遠く仙台から駆け付けてくださった「みちのく図書館員連合 MULU」のメンバーのご指導のもと、参加者全員で図書館体操をしてリフレッシュしました。
会場には、3年分の「埼玉県の高校司書が選んだイチオシ本」を展示するとともに、「図書館フリーウェイ」(東京)・「KO本」(神奈川)「とっとり秋の読書大賞」(鳥取)のみなさんの取り組みをポスター展示していただきました。
埼玉県高校図書館フェスティバルは、今年で一区切りとさせていただきます。が、「埼玉県の高校司書が選んだイチオシ本」はしばらく続けていきたいと思っています。今後も私たちの活動にご期待ください。ご支援・ご協力をお願いいたします! 埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員長:木下通子
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