「かがみの孤城」

かがみの孤城

THE SOLITARY CASTLE INTHE MIRROR

辻村深月 著 ポプラ社 
 

作者の辻村深月先生からコメントをいただきました
『島はぼくらと』に続く、2度目のイチオシ! ありがとうございます。
『かがみの孤城』は学校や家に居場所をなくした子供たちの話ですが、学生時代の私にとって、どんな時でも自分を受け入れてくれた場所が図書室でした。今、同じ思いをしているかもしれない子たちが、皆さんがいる図書室・図書館から『かがみの孤城』を通じてこころたちと友達になってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。


県内司書の推薦コメント
本作を借りた不登校の生徒から「はじめて本で泣きました」といわれました。ミステリーとして楽しめるだけでなく、行間から書き手の誠実さが感じられる1冊だと思います。
◆学校での人間関係に悩む中学生達が主人公なので、高校生も話に入りやすいのでは。後半のたたみかけるような伏線回収は読書の楽しさを存分に味わわせてくれるはずです。
◆行き場を探す主人公たちの成長がきっと読み手にも伝わります。
◆もしも、実際に同じ状況にいる高校生が読んだ時、どうなのかな、逆に辛くならないかな、と考えたりもしたのですが、それでも応援のメッセージがつまっている物語なので、読んでほしいと思いました。
◆人知れず孤独に苦しんでいる特に若者にいちおししたいです。
◆自分が中高生だった頃を思い出しながら一気に読みきりました。多感な頃の心理がよく伝わってくる。物語の感動も相まって是非読んでほしいなと思いました。
◆途中でやめることができず、久々の徹夜で一気読みしました。
◆学校での生きづらさを感じる本ですが、最後まで読むと前向きな気分になれると思います。
◆最初、読むのが少し辛い展開かもしれませんが、、、でも是非最後まで読んでほしいです。後半はおそらく一気読み、読了感は最高です。



「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」


女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

西原理恵子 著 KADOKAWA 
 

作者の西原理恵子先生からコメントをいただきました
これから世の中に出ていく、まさに予備軍である高校生のために、この本を第2位に選んでくださったこと、ほんとうにありがとうございました。
人生は、あんな坂、こんな坂、まさか!の連続です。転び続けた先輩の話を聞いてください。あなた方が転んだ時に少しでも役に立つ一冊になれたら嬉しいです。


県内司書の推薦コメント
経験者に聞かなきゃ、わからないことがある。
女子生徒にぜひ読んでほしいです。
今まで教わってきた女の子のあるべき姿とは違う、でも、自分の子供や生徒にはこう生きてほしい。転んだ時の立ち上がり方を知るためにもぜひ読んでほしい本。
10代の女の子になかなか言えない(ホンネ)が、この本なら伝わるのでは。
西原さんの人生がにじみ出ている本。男の子も読んでほしい。
自分の力で働いて生きていくことの重要性を「これでもか!」と強く訴えています。人生に〈絶対〉はない。だからこそ、頑張れる時には頑張っておきたい。そう思える一冊です。
自分で働いてお金を稼ぐっていうのは自由を勝ち取っていくことという言葉が染みました。
◆生きていくために拠りどころになるものは何なのか。これから社会に出ていく女の子たちに、その隣に立つ男の子たちにも読んでほしい。
◆女の子の自立をススメル時にピッタリです。
◆自分の力で働いて生きていくことの重要性を「これでもか!」と強く訴えています。人生に〈絶対〉はない。だからこそ、頑張れる時には頑張っておきたい。そう思える一冊です。
◆女の子が読んで、すんなり納得してくれるかはわからないけれど、でもイチオシしたくなる本。自分の学校や家庭で体得しているジェンダー感を広げてくれる一冊だと思います。女の子と関わっていくであろう男の子たちにもぜひ読んでほしい。






「バッタを倒しにアフリカへ」

バッタを倒しにアフリカへ

前野ウルド浩太郎 著 光文社 
 

作者の前野ウルド浩太郎先生からコメントをいただきました
これから何をして生きていこうか。全ての高校生が苦悩する「進路」。取り柄のない青年が、どんな想いで進路を選び就活したのか、大人の世界を先に覗いてみませんか?「若いうちに読んでたら、人生変わってたわ」―― 取り返しのつかないところまで人生を進めた大人たちからは好評です。


県内司書の推薦コメント
逆境を逆手にとって、非常にポジティブな姿勢で研究を進め世界を広げていく姿を高校生にぜひ読んでもらいたい。まだ研究途中なので、これからどう変わっていくのかも楽しみです。
◆本を楽しみながら、著者の一所懸命な姿勢に感動して欲しい。
◆人生を賭ける情熱の凄みを感じる。
◆日本の若手研究者のリアルな実情を、面白くわかりやすく伝えてくれる。
◆虫が苦手な人でも(写真に気をつければ)楽しく読めます。
◆好きなことで生きるための力強さに感じ入ります。



「漫画 君たちはどう生きるか」

漫画 君たちはどう生きるか

吉野源三郎 原作、羽賀翔一 漫画 マガジンハウス 
 

担当編集者さんからコメントをいただきました
「僕たち人間は、自分で自分を決定する力をもっている」この本の中に登場する言葉です。情報が溢れる今の時代だからこそ、流されずに自分で考え、決定することが大切です。高校生の皆さん、あなたの人生には無限の可能性が広がっています。そしてそれはあなた自身が決定するもの。この本が人生を考えるきっかけになってくれることを願っています。


県内司書の推薦コメント
80年前から現在まで愛される吉野源三郎の名著の漫画版です。生徒はコペル君、先生はおじさんに共感しながら読んでいます。基本のストーリー部分は漫画のためすぐに読めるので、読書が苦手な生徒や忙しい先生にも手に取ってもらえます。この本の中で特に「僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている」という言葉を高校生に伝えたいです。
◆高校生のうちに一度読んで考えてほしい本です。



「あるかしら書店」

あるかしら書店

ヨシタケシンスケ 著 ポプラ社 
 

作者のヨシタケシンスケ先生からコメントをいただきました
この度は選んでいただき、本当にありがとうございます。この本を読むことが、本への興味、本を作った人々への興味、そしてたくさんの本が存在するこの世界そのものへの興味に繋がってくれたら、作者として、こんなに嬉しいことはありません。


県内司書の推薦コメント
本が好き!書店が好き!という方なら、「クスクス」「うんうん」「そうだよね〜」の嵐です。ヨシタケワールド全開!
◆私自身もそうですが、生徒の中にもヨシタケシンスケさんのファンがたくさんいます。個人的には、司書のことを『「本が好きな人」のことが好きな人』と表現されていた点がとても嬉しかったです。
◆さすがの発想力。



「学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

岡田麿里 著 文藝春秋 
 

作者の岡田麿里先生からコメントをいただきました
高校時代に読んだ本の一節が、歳をとっても、「うあー!」と走り出したい気分にさせてくれることがあります。
心の脚力がすさまじい高校生の皆さんに、今、いっぱい走ってもらいたいです。


県内司書の推薦コメント
◆「あの花」「ここさけ」の脚本を書いた岡田麿里さんのお話。小学校から不登校。生きづらい、つきあいづらい、自意識過剰な世界から、一歩進んでいくまで。
◆幼少期から現在に至るまでの人生を率直に綴った内容に引き込まれました。華やかな人生を送っているように見える著者にも、たくさんの苦労や悩みがあったことを知り、親近感をおぼえました。
◆今、何かに挫折した気持ちになっている高校生に読んでもらいたい。
◆ひきこもりで絶望していた著者が夢を実現するまでの自伝で、とても読み応えがありました。埼玉出身者ですし、推したいです。


「I Love You の訳し方」

I Love Youの訳し方

望月竜馬 著 雷鳥社 
 

作者の望月竜馬先生からコメントをいただきました
この本には、百通りの愛の表現がつまっています。泣いたり、笑ったり、共感したり、しなかったり……
どうぞお好きなように読んでください。いわば、この本は、小さな図書館のようなもの。みなさんがお気に入りの作品や作家さんを見つけるきっかけになると嬉しいです。


県内司書の推薦コメント
◆「I Love You」の気持ちを伝えるために、先人たちが表現してきた文章。それらを知ることで、日本語の豊かさや日本人の奥ゆかしさを知ることができる。
◆100人の作家による100通りの"I Love You" の表現が紹介されいます。夏目漱石は"I Love You" を「月がきれいですね」と訳したそうです。
◆図書館で借りて読み、手元に置いておきたくて自分でも購入してしまいました。きっとこれから何度も開くことになるんだろうな。
◆「好き」「愛している」を使わずに、好意を伝えるのはなんと難しいことか。見過ごし・見過ごされてしまった「I Love You」がこの世界にはどれだけあるのだろう。
もしかして、彼のあの時の言葉は……。なんてことを思ってみる。
◆言葉の達人である作家たちは、「愛」や「好き」の言葉だけに頼らず、愛する気持ちを匠に表現します。たくさんの愛の欠片に触れて、自分ならどんな風に訳そうかと考えると面白いです。

「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」

もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

神田桂一,菊池良 著 宝島社 
 

作者の神田桂一先生と菊池良先生のお二人からコメントをいただきました
本は世界を変えます。現実の世界も変えるし、あなた
の心のなかの世界も変えます。だから面白い本に出会うと現実の世界の景色が違って見えるようになるのです。文体はその世界を変えるための道具です。あなたの文章にも、友だちのLINEにも、街なかのポスターにも文体はあります。あなたも文体を探してみてくださいね。


県内司書の推薦コメント
◆同一のフォーマットで見比べる、作家たちの見本市。ここから文学への興味の扉が開けるかも!?
◆この人数の文豪を集めたのがすごすぎる。高校生にはさらっと読むだけでなく、文体をも楽しめる人になって欲しい。
◆作家の文章の特徴をよく捉えてあって、本当に本人が書いているかのような気がしてきます。

佐藤雅彦「新しい分かり方」

新しい分かり方

佐藤雅彦 著 中央公論新社 
 

担当編集者さんからコメントをいただきました
学校の勉強でも、自分が興味をもっていることでも、何かがわかった瞬間は、とても気持ちのいいものです。この本には、そうした「分かってうれしい」が詰まっています。どうしてそんな気持ちになるのか、何度も読み返しながら、自分の中で起こった変化や発見を味わってもらえたら嬉しいです。


県内司書の推薦コメント
◆「分かる」ということがこんなに楽しいとは。脳のツボを押されるような、未体験の気持ちよさを味わえる本。
◆ピタゴラスイッチの本バージョンのような本。「そういうことか!」「わかった!」が視覚的に楽しめる。とにかく一度開いてみてほしい。
◆ピタゴラスイッチの方の本。前半はユニークな絵や写真だらけ。普段撮ろう、作ろうと想像しないものばかりでページをめくるのが楽しいです。

住野よる「か「」く「」し「」ご「」と「」

か「」く「」し「」ご「」と「

住野よる 著 新潮社 
 

作者の住野よる先生からコメントをいただきました
『か「」く「」し「」ご「」と「』は、簡単に言ってしまえば「みんなが尊重されるべき」というお話です。苦手なことがあっても周りの人たちと違ってもたまに嘘をついてしまっても、きっと大丈夫です。
このお話に出てくる五人が、読んでくださった皆さんの友達になれますように。


県内司書の推薦コメント
◆相手の気持ちが分かるようでわからない。知りたいけど知りたくない。高校生という年代ならではのお話。
◆青春真っただ中の人達には青春小説を読んで味わってほしい。
◆友人関係や恋愛、進路などに悩みながらも少しずつ前に進んでいく5人の姿がとても眩しく感じました。
高校生にぜひ読んでもらいたい作品です。

西加奈子「i」

西加奈子 著 ポプラ社 
 

作者の西加奈子先生からコメントをいただきました
アイちゃんと一緒に悩み苦しみながら書きました。
書き上げた今も、世界は悲劇で溢れているけれど、皆さんにいただいた力を糧に、これからも書き続けます。
本当にありがとう。


県内司書の推薦コメント
◆自分を肯定するためにこれだけの時間が必要だったアイ。自分探しってこういうことじゃないかな。


第1位は
『かがみの孤城』

 
 

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朝日新聞埼玉版 2018-02-18

埼玉)高校司書選ぶイチオシ本 

埼玉新聞 2018-02-19

生き方や言葉楽しむ本 
高校生にイチオシ

新聞之新聞 2018-02-19

高校司書のイチオシ本 
1位に「かがみの孤城」

新文化 2018-02-22

埼玉県高校図書館フェス実行委 
イチオシ本17「かがみの孤城」
県内52書店でフェア開始

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