高校図書館の毎日
高校の図書館は、本が並んでいるだけの部屋ではありません。本を介して、あるいは図書館という場の持つ力を介して、生徒の活動を支援しているのです。
 
そんな、高校図書館の毎日をtwitterでツイートしています。ぜひツイッターで@shelf_20110219をフォローしてご覧ください。

このページでは、毎日のツイートをたものをここに再録していきます。これは!と共感できる記事がありましたら、ぜひ、「投票する」をクリックしてみてください。

高校図書館の毎日
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2012/02/06

写真探しはネットより図書館!

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インターネットで写真検索が容易にできるようになってはいますが、「授業で写真を提示したいので資料を」というレファレンスは意外と多いもの。

英語の授業で「プエブロ族の家と日本の合掌造りの写真を生徒に提示したい」というレファレンスを受けました。

許された時間はわずか5分。建築学・地理(地誌・観光)・芸術(世界遺産・文化財)・写真集あたりを一気にあたります。「プエブロ族の家」は建築学の資料ですぐに提示できたのですが、残念ながら合掌造りの写真ははがきサイズの小さなものしか見つかりません。うーむ困った!

見つけた資料を先生に手渡すと、合掌造りの写真集を見て「生徒の手元に回せるからこれがいい」との返事。生徒たちに本を回覧させると、前で掲示するよりも写真をしっかり見てくれるし、他のページもきっと開くから、関心が高まるのもいいんだよね、とのこと。

「写真はネットの方がすぐ検索できる」、という声も耳にする昨今。日常的にPC+プロジェクタでの教材提示もされている先生からの意外な発言に、ビジュアルな資料の必要性を再認識する機会になりました。

写真集買わなきゃ!
22:30 | 投票する | 投票数(5) | 本を手渡す場として
2012/02/05

図書委員の交流会がきっかけで

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毎年、埼玉県内では9地区に分かれて図書委員の研修交流会を開催しています。
多くの地区では地区内をさらにいくつかのブロックに分け、ブロックごとに持ち回りで生徒主導で分科会や講演会などを企画しています。


今年度、私の勤務する地区の分科会では、図書委員による「図書館サミット」なる分科会が開かれました。他校と展示や選書、利用の様子などを情報交換する、なにやら濃い分科会。ここに本校の委員長が参加し、他校の様子に興味を持って帰ってきました。

図書委員長はその後、ほかの執行部や有志を集めて、この夏休みに近隣の高校図書館見学を企画。全部で8校に、生徒が代わる代わる見学に行き、たくさんの写真とインタビューを集めてきました。

2学期には、各校の良かったところを写真や言葉で示し合い、本校図書館がどうしたらもっと良くなるか、なんて話し合いも。曰く、時宜にかなった展示が必要、委員以外でも図書館作りに参加できるように、本以外の情報も発信したら、などなど。

この話し合いで出た意見、リクエスト本の見やすい掲示板など、さっそく館の運営に取り入れられました。自分たちで何かを企画した経験、また、そうした企画がささやかながらも世の中を変えていく経験。やらされ仕事ではない経験で、図書委員たちは一層成長したようです。

(m)
22:00 | 投票する | 投票数(4) | 学びの場として
2012/01/15

思いがけないクリスマス会

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年末の話。図書館をよく使う英語の先生が、年末も生徒は進学補習ばかりでかわいそう。楽しいイベントはないかしら?とつぶやいていました。そのつぶやきに、「クリスマス会でもやります?」と話を出したら、トントンと話が進んで、図書委員&ESS(英語研究部)&ALTの先生とで合同クリスマス会を開くことになりました。

ESSが入っていたので、英語のクイズの時間があったり、音楽部が飛び入りで聖歌を歌ってくれたり、生徒の手作りクッキーをいただきながら、楽しい時間を過ごしました。

直接つながりそうもない部活や委員会がふとした会話をきっかけにつながり、花開く。まさに学校図書館ならではのイベントでした。
(k)
22:00 | 投票する | 投票数(2) | つながる場として
2012/01/10

推薦入試を終えて

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推薦入試で大学に合格した3年生が、大学からの課題を持って図書館にきています。

何冊か推薦図書があって、好きな本を読んで感想を書くというものが多いのですが、小論文対策で図書館に本を探しにきていたときよりもずっと落ち着いて、自分が進む学部への思いや将来の夢を語ってくれます。
(k)
22:00 | 投票する | 投票数(1) | 学びの場として
2011/02/18

学校図書館も成長する有機体でありたい

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図書館学者、ランガナタンは「本はすべての人のために…、すべての本をその読者に」と図書館五原則の中で述べています。

埼玉の高校図書館の蔵書は平均3万冊以上。宝の持ち腐れにならないよう、展示や広報・口頭での紹介を通し、生徒たちに多くの資料を薦めたいと考えています。

ランガナタンはさらに「図書館は成長する有機体である」と述べています。

学校司書は、ともすると本の整理や貸出などの事務仕事をするだけの人、と思われがちです。でも、実際は生徒を読書に誘ったり、資料展示を通して知的好奇心を刺激したり、資料の提供や使い方の説明を通して授業を直接的に支援したり、教育的な業務にも携わっています。

埼玉の県立高校全校に司書が置かれて30年以上。単なる本のある部屋ではない図書館をめざし、私たちは資料の紹介・授業支援などに視野を広げ、より有効に使える図書館を作ってきました。 もちろん、これからも、時代にあった図書館作りを続けていきたいとも考えています。(m)

23:00 | 投票する | 投票数(6) | 場づくりを支える仕事の数々
2011/02/17

ライトノベルやコミックも重要な資料

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高校の図書館だからといって、文芸書や授業利用の資料ばかりが並んでいるわけではありません。学校にもよりますが、ライトノベルやコミックなど生徒にとって取っつきやすい資料も、高校の図書館には並んでいます。

コミックやライトノベルを通して読書の楽しさに導かれる生徒は少なくありません。また、ラノベが一種のコミュニケーションツールとなり、ちょっとした読書のコミュニティを形成している様子も見受けられます。 

視覚に直接訴えるコミックの力も不可欠。

『SLAM DUNK』(井上雄彦、集英社)の感動はいうに及ばず、『もやしもん』(石川雅之、講談社)から広がる菌の世界への関心、『ヘルプマン』(くさか里樹、講談社)から知る高齢者福祉の実態…、枚挙にいとまがありません。 

一方で、ラノベやコミックだけにとどまらず、幅広い資料に触れて欲しい、というのも司書の共通した認識。この本を読んだら次につなげられる本は…、と頭の片隅に置きながら、今日も生徒の「なんか面白い本ない?」に答え続けています。(m)

23:00 | 投票する | 投票数(6) | 本を手渡す場として
2011/02/15

3年生登校

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今日は、家庭研修期間に入っていた3年生の登校日。久しぶりに図書館で3年生と下級生が顔を合わせ、先輩・後輩を越えた輪が広がります。

3年生の図書委員は、卒業式後に蔵書点検を手伝ってくれるのが本校の習わし。生徒図書委員がカバーしきれない部分を、卒業後も手伝ってくれるのです。就職や進学で忙しい時期なのに、ありがとう!(m)

23:00 | 投票する | 投票数(2) | つながる場として
2011/02/14

授業支援、その後で

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今日は2時間、授業を見学させてもらいました。どちらも、図書館で資料にあたって作成したポスターセッションの発表です。

見学したのは1年現代社会の授業。生徒たちは環境問題や領土の問題など、自分が喫緊のテーマと思う内容を4時間にわたって調べ、ポスターにまとめました。今日の生徒たちは、各自作成したポスターを手に、自分の調べたことを他の生徒に紹介していきます。

生徒たちはもっと恥ずかしがるかと思っていましたが、自分の調べたことを恥ずかしがらずに発表しています。担当は普段からグループ学習を取り入れ、グループでの対話を重視している先生ですが、ポスターセッションの形にすると生徒が対話にすっと入れるのが良い、とのこと。

時事問題なので、中には新聞記事データベースから新聞記事を検索した生徒、ネット(たとえば領土問題では日本の外務省と相手国の大使館ページなど)を活用した生徒もいます。

生徒の関心は? 生徒の資料の読み取りは? どう資料を活用した? 完成したものを見る授業は司書自身にとってもいい勉強になります。来年はもっといい支援ができるといいな。(m)
23:30 | 投票する | 投票数(3) | 学びの場として
2011/02/12

HP担当が高校生の頃

固定リンク | by:Web担当
十数年前、私が埼玉県内の高校に在学中のことです。

高校3年の夏、入試で「論文試験」のある大学を志望した私は、論文対策の勉強をはじめました。

専門分野のことを勉強しようと思ったとき、もちろん国語の先生にもお世話になりましたが、実は一番相談に応じてくれたのが当時の司書さんでした。論文試験に向け、まずは頻出事項(私の学科は「情報」や「人の生」だった)の言葉の定義を辞書や新語辞典で引くことから始まり、概説書や新書を読み全体像をつかむこと、知りたい点を把握して、より専門的な本にあたることを教えて頂きました。


進学校だったので、図書館の奥のスペースは進学に向けた、いわゆる勉強部屋のような状況でしたし、図書館とは自習室だと思い込んでいる節がありました。本がたくさんあって楽しい場所、またはただの自習室というだけではない、「知の入口」。高校図書館の奥の深さにを知ったのはそのときが初めてだったかもしれません。

ただ楽しいだけではない。ましてただの自習室ではない。知りたいことに応えてくれる、視野を広げてくれる、知識を深めてくれる……高校の司書になったいま、そのような場ととして図書館を感じてもらいたいと思い、日々生徒さんたちに向き合っています。(m)
22:00 | 投票する | 投票数(3) | 学びの場として
2011/02/11

進路支援も図書館で

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ほとんどの高校図書館には進路資料のコーナーがあります。

進路、といっても学校によって就職や進学など行き先はバラバラ。司書は、各校にあった資料を選んで進路コーナーの資料を選定。というわけで、進路コーナーを見ると、その学校の様子がわかります。

就職者の多い本校では、7月の就職活動シーズンには進路コーナーとは別に「面接対策コーナー」を設置します。

基本的な面接対策の本や時事問題資料のほか、敬語の使い方やマナーの本、地図帳なども一緒に。 生徒の関心が一番高い本は、敬語でもマナーでもなく、緊張しないためのハウツー本だったり。

人生を左右する大事な場面。いい結果がでるといいね、とプレッシャーをかけない程度に応援しつつ貸出手続きをしています。(m)

高校生も就職が難しい時代。第一志望の会社に受かったYさんは、満面の笑みで図書館に報告に来てくれた。

教室で内定を聞いた時は、号泣したんだって? 3年間で読んだたくさんの本が少しでも役に立ったかな。(i)

23:00 | 投票する | 投票数(3) | 学びの場として
46502
第1位は
『翻訳できない世界のことば』

 
 



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